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新しいものが生まれる場所。

それが荒川区。

MIRAI TOKYOがまだ構想だけだった時。銀座で長く画廊をやっていらっしゃる方から、「荒川区はいいですね。ニューヨークで言ったら、チェルシーとかブルックリンです。実は僕はもう銀座では新しいものは生まれないと思っていて、東京で新しいものが生まれるとしたら、きっと荒川とか少し周辺の場所だと思いますよ」と言われたことがあります。私がMIRAI TOKYOをやろうと決めたのは、そのことを試してみたかったから…と言う気持ちがちょっとあります。

勿論、MIRAI TOKYOで答えを出すのは、まだまだ時間がかかるのですが、1つヒントになるお店が近くにあります。それが、necoyaさんという焼き菓子のお店。
20代後半か30代の女性の店主が一人で切り盛りしている小さなお店です。
お店は、木、金、土曜日の3日間しか営業していなくて、その他の日は、仕込みをしているとか。こだわりを持ってやっていらっしゃるのが伝わってきます。お店の作りもセンスがあるし、お菓子は素朴で、でも手抜きをしていない感じです。

これが、銀座とか表参道だったらどうだろう?と考えます。
確かに、道行く人はおしゃれだし、沢山の人が集まってくる場所。
でも、若い女性が一人で、丁寧に切り盛りするお店が成り立っていくでしょうか?

いつだったか、店主の人が言っていました。

 

「ここは、周りの商店の方々がとても親切なんです。いつものお馴染みさんが買って行ってくれるし、この辺りの方では無いけれど、一度買ってくださった方が、わざわざ来てくださるととっても嬉しいです。一人でやっているから、沢山は作れないので、売り切れたら閉店で、自分のペースでやれています」とのこと。
大きな資本が無くても、自分らしく店を開いて、納得いく仕事ができたら、それってすごいことじゃないかな…と思いました。

最近、新しいショッピングモールやビルが出来ますが、結局入っているお店は同じだったり、一時は珍しくて、行列が出来たりするけれど、次から次へと人の関心が移りすぎるような気がしています。

荒川区には、子どもの頃に見た風景みたいな、懐かしい部分があります。一方で、新しくチャレンジをする人たちを普通に受け入れてくれる場所でもあります。例えば、荒川区は、共働きしながら子育てがしやすいと、若い世帯がどんどん増えるのですが、新しい住人の人たちも、自然に街に溶け込んでいる気がします。

なんだか、すっかり荒川贔屓。
MIRAI TOKYOのあたりがホッとします。

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